品質ってなんだ!

製品開発・製造・量産技術開発にあたり、重要となる品質について、概論を書いていきたいと思います。

キサイは企業の研究・開発職について、大きな誤解をしていた点があります。一般的に(某就活サイトなど)などでは、研究職と開発職は混同して書かれています、、、が、別物です。キサイは入社後、開発職についてから気づきました。

『開発職では、自然科学系の研究ができへん!』(ポンコツ発言)

見てていただいてる方が、まだ就活生でしたら職種調査は重要ですよ~!

さて、予断はさておき、まず「品質」とは何かを書いていきます。

ひとえに、品質とは顧客のニーズに応えることです。

制開発の流れは、図のようなイメージです(自作なので、間違いあったらごめんなさい)。営業・マーケティング分門から、お客さんの不満な点を抽出・分析します。分析結果をもとに、社内で技術に詳しい研究・開発部門で議論をして解決方法を探します。また、製品を作るうえで競合となりうる製品と比較して、コストや販売価格を決めていきます。この時に、研究部門では基幹技術を主軸に、開発部門では全体調整・実用検討を主軸に業務を進めます。製品の仕様が決まれば、製造部門と開発部門が協力して試作・量産化していきます。製品化した後に返ってくる反応こそ「品質」になります。

日本のモノ作りは、品質においてまだまだ世界最高水準にあると思います。一方で、こうした製品開発の流れは、製品化までの時間がかかるため(社内調整が多い)、世界からは新技術の実用に置いてかれつつあります。品質をとるか新規性をとるか、、、うーん、難しい。個人的には、今後の世代に残せるものを作りたい!!

各論は別途、作成していきますので見てくださいね~!